凝り性で冷え性

静かに暮らしたい

選択科目①Negotiation in Business

人気のクラスなので2クラスに分かれています。

教授はインド人で、噂通りめちゃくちゃ面白いです。

毎週模擬交渉があり、買い手と売り手で価格の交渉、人事部とエンジニア部でインターン生の扱い交渉などをランダムで決まった相手と行います。

また、翌週までに相手にフィードバックを送ることが義務付けられている(含成績)ので自分の交渉がどうだったのか振り返ることも可能です、

 

私のバックグラウンドが営業ということもあり概ね用語は理解していますが、各国の特徴を理解しつつ、交渉に臨むのは少し大変ですがケースも短いので面白いです。

日本語での説明サイトが少なかったのでメイン用語を少し解説しておきます。

 

BATNA(ベットナ):Best Alternative to a Negotiated Agreement
交渉が失敗した場合や合意に達しなかった場合に、BATNAはあなたが取るべき最良の行動を示します。例えば、ケーキの交渉をするときに、もし相手が自分の望むようなケーキをくれない場合でも、自分でケーキを作ることができるというのが自分のBATNAです。

ZOPA(ゾーパ):Zone of Possible Agreement
合意可能な範囲であり、買い手と売り手の要求や提案が重なる領域です。ZOPAが存在する場合、合意に達する可能性があります。例えば、友達とおもちゃを交換するとき、友達が欲しいおもちゃをくれる範囲と、自分があげることができるおもちゃの範囲が重なる部分がZOPAです。

MESO(ミソ):Multiple Equivalent Simultaneous Offers
MESOは、一度に複数の提案を提示することです。交渉相手の選択肢を増やし、合意に向けての柔軟性を高めます。例えば、友達とどこに遊びに行くか交渉するとき、自分が公園に行くことと水族館に行くことの両方を提案することで、友達も選べる選択肢が増えて、合意しやすくなります。

RV(アールブイ):Reservation Value
最低限の合意条件のことです。例えば、おやつを分ける交渉をするとき、自分がもらう最低限のおやつの量を決めておくことです。もし相手がその量よりも少ないおやつをくれる場合、交渉をやめることができます。

 

気づいたら今週でもう6週目、あっという間です!