シンガポール就活状況2023.12
2023年1月からSingapore Management UniversityでMBAを取得しています。
自分の備忘録のためにも残しておきます。
12月
卒業生面談 :1件
ネットワーキング :3件
その後は家族がシンガポールに遊びに来たのでセントーサへ行ったり、卒業パーティーに参加したりそのまま一時帰国したりと休日をエンジョイしています。
■総評
最終月は活動量が少ない分、振り返りをしていきます。
これが最後の状況報告なので2023年1‐12月の総計も下記します。
OB訪問(オンラン含む):42件
企業訪問 : 7件
エージェント面談 :26件
ネットワーキング :15件
面談 :18件
オファー : 2件
・OB訪問
シンガポールでの就活成功例を多く集める、ということを意識していました。MBAや学校問わずEPを獲得したSMUやNUSの卒業生にコンタクトしてアドバイスをいただきました。
・企業訪問
自分の行きたい業界の人にコンタクトして雰囲気の確認やインターンの打診をしていました。あとは前職の訪問によって万が一に拾ってもらえるようにお願いしてました。笑
お陰様で自分の業界に対する好き嫌いが把握できて就活対象を絞ることが出来ました。
・エージェント面談
シンガポールに落ちている求人案件を拾うには営業で言う代理店管理のようなものは必須だと思っていました。
正直、きちんとした方に会える方は10%くらいだと思ってますので数を打つ必要があると思っていました。とにかく時間のある時はエージェント登録・面談をして自身の希望を伝えていました。ちなみにインドなどでは求職者がコミッションを渡すのがベーシックらしい。
・ネットワーキング
友人との飲み会や友人の家族を交えた食事会です。基本的に授業以外は家族を過ごすか自主勉強をしていました。飲み会には月に1回行くかどうかの頻度でした。(お金がないので極力ランチにしてました)
・面談
1次も2次面接も一緒にしてるので受けた企業数はもっと少ないです。
アプライの前に①自分の経験(強み)を活かせるか②VISAの申請をしてくれるかをしっかり調べてから申し込んでいました。
・オファー
OB訪問経由が1件、エージェント経由が1件です。
卒業後の2024年はシンガポールで勤務予定です。
結論、運が良かったといえばそれまでですがいろいろな人に支えられての就活でした、
ありがとうございました!
特に妻はVISAの関係で働くこともできず就活も出来ずだったのでストレスだったと思います。
配偶者の目線からのMBA記録(妻のブログ)も添付しておきます。
現地就職シリーズはこちらで最後となります。
私はいわゆる純ジャパですが、現地就職は可能であるということが証明できました。
これまでの投稿が参考になれば幸いです。
ではよいお年を!
卒業!
2023年12月10日にビジネススクール主催の卒業記念ディナーがありました。
この日には卒業見込ですが、私もこの記事を書いている時点(12月30日)で卒業確定です!
友人たちは自分の恋人や配偶者をつれて参加しており、私も妻と一緒に参加しました。
子供も参加していいか事務所へ確認しましたが「Children are wonderful, but parents deserve a break every so often」という回答がありました。笑
場所はラッフルズホテルで行われました。
思えばこの1年は家族や友人、諸先輩方などいろいろな人に支えられて完走することが出来ましたし家族(特に子供)と一緒にいられるよい1年でした。
感謝を忘れず、健康第一で来年も頑張ります。
2023年ハーフマラソン
MBAの授業もすべて終わり、何か終わりにイベントを用意しようと思い参加しました。
実は昨年も申し込んでいたのですが前日にゼッケンを取りに行く必要があるのを知らず、会場にたどり着くことすらできませんでした。
なので今回は2回目の挑戦になります。笑
スタート時間が4:30AMスタートなのでMRTは止まっています。
会場までのバスが臨時運転しているのでこれに乗りました。
感想
実際に20km以上を走る練習をしていなかったのでラスト5kmは本当にきつかった…序盤は2時間切りも狙えるか?とか思ってたのアホすぎました。笑 終盤どんどん抜かされていく中で、何事もマラソンのように長い目で見ることが大切だと思いました。あとは寝たのが9:30PM,家を出るのが1:00AMだったので睡眠時間のマネジメント不足を痛感もあったので反省です。
ただ結論として、とても楽しかったのでまた走りたい!……かもしれません。
一時帰国(2023.11)
2022年10月に出国する際に家族と約束していた「仕事が決まったら一時帰国してよい」を達成ことが出来たので一時帰国していました。何か心境の変化や日本を離れたから故に気づくことがあるかなと思い滞在中に日記を書いていたので整理して投稿しておきます。
日本初日
自動改札でスムーズに入国後すぐにコンビニでコーヒー購入。
帰りはスカイライナーかと思ってたら特急アクセスで、コーヒー持ってるのすごく浮いてる
それさておき田園風景シンガポールでは見られないのでいいよね~他の観光客と思わしき人は写真を取ってました、わかる。
本屋さんに行きたかったので母と日本橋へ。電車も本屋も乾燥しすぎて目が痛い…
夜はジンギスカン食べて仮眠して、オンラインで授業参加。
二日目
朝一で眼科へ。
調べて訪問したところは初診コンタクトの処方箋出せないと言われ、「近くで出せる眼科を知らないですか?」と聞いて近所の別の眼科へ。
処方箋出せないけどこの眼科で扱っているコンタクトならここで販売できるそう。
保険無いので金額心配していたけどで5,000円で済みました。コンタクトレンズ代は6ヶ月分で16,000円。
香港からなら処方箋なしで輸入できるらしいので時間に余裕があるときにやってみよう。
そして池袋のサウナ、かるまるへ。
サ飯は友人に近くのおすすめを教えてもらったんだけど急につけ麺食べたくなって麺屋武蔵 二天へ。
その後は妻実家へ移動。
部屋の片づけをして、不用品をショッピングモールの中にあるブックオフへ持っていくとテレビ32型が300円、ポロシャツ類が1,500円でした。
そのお金でポケモンカードを買いました。
そしてまた近くのスパへ行き、ラストオーダーが終わってたのでコンビニでお酒買
3日目。
本日は事務的な作業。予防接種とか補助金申請とか保険解約(MBAあるある?笑)とか
妻実家を出発して品川駅で両親と合流。
つばめグリルで牡蠣と白ワインとハンバーグを堪能しました。
4日目
亀戸天神でMBAが無事に終わりそうであることのご報告。途中で鴨そば。そして姉の家へ行き姪っ子にあった。
5日目
朝一で上野駅へ向かい、おじさんの楽園こと北欧へ。その後近くで髪を切って、ビジネススクールの先輩とランチして結果をご報告しました!その後渋谷へ移動しカイロプラティック→渋谷サウナス。
サウナスで新卒時代の同期と合流。日帰り出張だったのにわざわざ来てくれてありがとう…そのまま近くで焼き鳥屋さんへ行って近況報告をお互いにしました。みんながんばってるなぁ…
6日目
朝は近所の公園をランニング。空気がきれいですね…
スーパーマーケットで食材購入して空港へ。友人へのお土産にチョコパイを購入、こういうのでいいんだよ笑。
そういえばSingapore行きの飛行機でたまたま知り合いに会いました、驚きです。笑
諸々やりたいことは済ませることが出来たので、満足です。場所問わず年に1回くらいは帰りたいですがせっかくシンガポールに残るのなら東南アジアやオーストラリアを観光したいですね。
選択科目⑨Design Thinking
この授業ではデザイン思考を学びました。
堅苦しいものではなく、ユーザー視点に立ってサービスやプロダクトの本質的な課題・ニーズを発見し、ビジネス上の課題を解決するための思考法として注目されています。
具体的にはデザイン思考は下記のプロセスを踏んでいきます。
①観察・共感(Empathize): ユーザー視点で課題を捉え、根本的な解決策を探る。
②定義(Define): ユーザーのニーズや課題を抽出し、仮説を立てる。
③着想(Ideate): 課題解決に向けたアイデア出し。
④試作(Prototype): アイデアを基にプロトタイプを作成。
⑤テスト(Test): プロトタイプのユーザーテストを行い、課題を洗い出す。
また、この授業では実際の企業が協力しており(今回は金融会社)、どのように認知度(もしくはプレファレンス)を高めるかを一緒になって考えるという授業でした。
そのため、中間課題で①から⑤を行う→企業からフィードバックを得ながら最終プレゼンの準備をしていく、というものでした。
メンバーが8人おり、ディスカッション中はなかなか話がまとまりませんでしたが、全員
個人的にはMBAが始まってから約1年で少し慣れが出てきてしまった、一時帰国で1回スキップしたというのがあってもう少し興味を持って参加すればよかったなぁとやや後悔しています。
ただ一方で日常的に行っていることに「デザイン思考」って名前を付けているだけで特段新しいことはしてないのでは?という感想もあります。
まぁもう終わったことなので、良い経験でした。
選択科目⑧Entrepreneurship and Business Planning
この授業では、起業家としてビジネス機会の特定、ビジネスアイデアの生成、起業家ベンチャーの管理上の課題への対応方法を学びました。
最終タームは2クラスしかとっていなかったにも関わらず内容が難しい&この教授のアクセントが強くて大変でした。
1人1人がエレベータピッチをやったり、起業家へのインタビューを行うというをしました。幸いにも仲の良いクラスメイトが経営者でしたので彼へインタビューしました。
家族経営ではありますがそれゆえに大変なこと(ビジネスパートナーが自分に直接文句を言わず親に文句を言うとか)を共有してもらい、意外な面を見ることが出来ました。
最終プレゼンでは起業アイデアを発表する必要があったので我々のチームでは地元の経験を販売するプラットフォームを提案しました。
実際にAirbnbがAirbnb Experiencesを提供していたり、Trip Advisor が体験アクティビティや現地発着ツアーのオンライン予約を展開しているViatorを買収してTrip Advisor Experiencesを始めたりと活発になっている産業です。
これをシンガポール国内で交換留学生の多く集まる学校(NUS, NTUなど)をメインターゲットとしてサービスを展開する、という旨をプレゼンを行いました。
プレゼン後、すぐに教授からのフィードバックがあり「今回のアイデアは他企業との違い 2 way cultural exchangeが強みとなるのだからそこを強調しなさい」など多くのフィードバックを得ることが出来ました。
将来的に起業の予定がなくてもよいフィードバックの得られる授業だなと感じました。
選択科目⑦Risk Management in Global Supply Chain
この授業は前回の内容をより踏み込んで解説します。
タイでの洪水や東日本大地震、コロナによってサプライチェーンがマヒした時の対応をケースとして挙げ、その際の気づき(特定企業に関するサプライチェーンの脆弱性など)を自分たちのグループでプレゼンしました。
授業の休み時間に教授に日本人かを聞かれそうだと答えると「このあと震災時のビデオを流すが大丈夫ですか?」と尋ねられました。
こういった配慮はありがたいですね。
我々のグループワークではコロナ禍におけるとある自動車会社のサプライチェーンの脆弱性を評価しました。
その企業に以前勤務していた友人がいたのでグループメンバーとインタビューを行い記事等の裏付けを行いましたが、リアルな話を聞くことが出来てとても役立ちました。
個人的にはMBAはサプライチェーンに興味を持つきっかけにもなったので全ての授業を通して一番面白い授業でした。
(その割には書くことが少なくてすみません…)